青森市、庁舎で「ねぶた飲み」 自粛通知で発覚 

祭期間中「ねぶた飲み」と称する職員の庁舎内での飲酒が明らかになった青森市役所=3日

 青森ねぶた祭で盛り上がる青森市で、市職員への“禁酒”通知が話題になっている。市の大型ねぶた出番まで、庁舎内で酒盛りをする「ねぶた飲み」の慣行が明らかになったため。勤務時間後だが、参加者は多い時には100人を超えていた。

 発端は7月31日、市が発表した1通の通達文。市職員が酒気帯び運転容疑で摘発されたことを受け、副市長が綱紀粛正を呼び掛けた。その中に「ねぶた祭期間中、市役所庁舎内における飲酒行為(ねぶた飲み)は自粛すること」があった。

 市によると、「ねぶた飲み」は少なくとも30~40年は1年も欠かさずに続いていた。


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