清水戦のレフェリー追放 国際アマボクシング連盟 

1日の男子バンタム級2回戦で、判定で敗れた清水聡(右)。その後、判定を不服とした提訴が認められて準々決勝に進んだ。中央がトルクメニスタン人のレフェリー=エクセル(共同)

 【ロンドン共同】国際アマチュアボクシング連盟(AIBA)は2日、ロンドン五輪、男子バンタム級の清水聡の試合で、判定に問題があったトルクメニスタン人のレフェリーを大会から追放したと発表した。

 1日に行われた2回戦でレフェリーは、清水が3回に奪ったダウンをカウントしなかった。17―22で清水の判定負けとなったが、試合後に提訴が認められRSC勝ちとなった。

 AIBAの呉経国会長は「このような決断を下さなければいけなかったのは残念だが、われわれにとって重要なのは競技の公平性を守ることだ」との声明を発表した。


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