台風10号、西日本接近も 太平洋側、高波に注意 

 気象庁は30日、日本の南海上を西寄りに進む台風10号が8月1日から2日にかけ、九州など西日本に接近する可能性があるとして、警戒を呼び掛けた。

 西・東日本の太平洋側は、台風からのうねりが入り、晴れて風が弱くても高波になる恐れがある。海のレジャーは注意が必要だ。

 気象庁の予想では、台風は31日に小笠原諸島に最接近。8月1日に九州―四国の南海上に達し、2日には風速25メートル以上の暴風域を伴うほどに発達する見込み。北寄りの進路をたどれば上陸の恐れもある。

 小笠原諸島では31日にかけて、最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートル、大しけが予想される。


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