独仏首脳と初会談へ 来月後半にギリシャ首相 

 【ローマ共同】ギリシャ主要紙カティメリニ(電子版)は28日、同国のサマラス首相が8月後半に欧州連合(EU)のユーロ圏二大主要国であるドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領と会談する予定だと報じた。サマラス首相が独仏首脳と会談するのは、先月の就任後初めて。

 ギリシャはEUなどから金融支援を受けて財政再建中。サマラス首相は支援と引き換えの緊縮策が景気後退を招き、財政健全化の足かせになっているとして、両首脳に緊縮策緩和を訴えるとみられる。

 同紙によると、首相は8月25日にベルリン、同26日にパリを訪問し、両首脳と会談する予定。


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