氷河に「雪の赤潮」 温暖化で微生物発生 

グリーンランドの北極圏で日本の北極観測隊が観測した氷河が赤く染まる「赤雪」=17日、カナック

 【カナック(グリーンランド)共同】グリーンランドの北極圏で、氷河が赤く染まる「赤雪」といわれる珍しい現象を17日、日本の北極観測隊が観測した。別名「雪の赤潮」。気温上昇により赤い色素を持つ微生物が大量発生したためで、地球温暖化の表れとも指摘される。

 観測隊は、文部科学省が中心となり国立極地研究所や大学などの専門家を組織して派遣。赤雪は、北緯77度のカナックにある氷河上で国立極地研究所の植竹淳特任研究員らが確認した。比較的急な斜面に幅約30メートル四方にわたり見つかった。気温は約4度だった。

 観測隊は、微生物のサンプルを採取して生態を詳しく調べる。


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