福島原発4号機で燃料取り出し 事故後初、損傷調査へ 

燃料プールから未使用燃料の試験的取り出しが行われた福島第1原発4号機=18日午後0時55分、共同通信社ヘリから

 東京電力は18日、福島第1原発4号機の燃料プールに保管中の未使用燃料1体を試験的に取り出した。さらに1体を19日に取り出す予定で、来年末に計画している燃料の本格取り出しに備え、損傷や腐食の程度を調べる。

 昨年3月の事故発生後、第1原発での燃料取り出しは初めて。廃炉に向けた重要な工程だが、4号機のプールにはまだ1500体以上の燃料があり、移送先の確保など多くの課題が残っている。

 作業はプールのある原子炉建屋5階部分で行われ、放射線量を測定しながら仮設のクレーンで燃料をつり上げた。燃料は専用容器に入れ、別の建物のプールに移す。


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