八甲田山雪中行軍の遭難者写真か 東日本大震災で偶然発見 

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 死者199人を出した1902年の青森歩兵第5連隊の八甲田山雪中行軍で、遭難した隊員の手術前の写真7枚が陸上自衛隊衛生学校(東京都世田谷区)に保管されていたことが29日、同校への取材で分かった。東日本大震災で史料室の展示品が壊れ、偶然見つかった。

 青森市の八甲田山雪中行軍遭難資料館は「手術前の写真は確認したことがなく、極めて貴重だ」としている。

 陸自衛生学校によると、病院のベッドに横たわる隊員5人の姿や凍傷の両足などが写り、7枚とも縦6センチ、横10センチ。仮死状態で奇跡的に発見され、銅像にもなった後藤房之助伍長=当時(22)=もいる。