東証社長、野村証券を批判 情報漏れ「許されない」 

  • LINEで送る

東京証券取引所の斉藤惇社長

 東京証券取引所の斉藤惇社長は19日の記者会見で、複数のインサイダー取引に絡み野村証券から未公表の情報が漏れたとみられることについて「不公正な取引で利益を得るのを手助けすることは一切許されない」と述べ、厳しく批判した。

 野村証券は、みずほフィナンシャルグループや東京電力など3社の公募増資をめぐるインサイダー取引で、発端となる情報を旧中央三井アセット信託銀行(現三井住友信託銀行)などに漏らしたとされる。

 斉藤社長は「証券界のリーダーであり、本来なら東証と共に市場の透明性を高める立場にある」と指摘。「私も野村の出身者として残念で、申し訳なく思う」と話した。