富士山直下に活断層か 文科省などが報告書 

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 これまで知られていなかった断層が富士山の直下まで延びている可能性があるとする調査報告書を、文部科学省が10日までにまとめた。活断層だった場合、地震で動いて大規模な山崩れを起こし、静岡県御殿場市などで災害を引き起こす恐れもあるという。

 富士山東側の麓には、約2900~2600年前に大規模な山崩れや岩の崩落が発生した痕跡があり、堆積物が数十メートルの厚さの所もある。

 文科省によると、当時富士山が噴火したという明確な証拠がないことから、断層が動いて山肌が崩れた可能性もあるという。「噴火以外にこの断層が山崩れの原因となりうるか、慎重に検討したい」としている。