予定日迎えたトキが巣放棄 佐渡、抱卵継続5組に 

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放棄されたトキの巣の下から回収された卵の殼=10日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は10日、新潟県佐渡市で卵を温める「抱卵」をし、ふ化予定日を迎えていた放鳥トキのつがい1組が巣を放棄したと発表した。9日に卵1個をくわえて捨てるのが確認されていた。

 10日現在、2組にひなが確認されており、抱卵を続けているのはふ化予定日に入っている2組を含む5組となった。

 環境省によると、巣を放棄したのは2歳雄と3歳雌。10日午前9時半ごろ、約100メートル離れた場所から望遠鏡で巣に2羽がいないことを確認した。それ以降も戻らなかったため、巣を放棄したと判断した。