猿橋賞に阿部彩子東大准教授 氷床の変動を研究 

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猿橋賞受賞が決まり笑顔の阿部彩子・東京大准教授=7日午後、東京都千代田区

 「女性科学者に明るい未来をの会」(米沢富美子会長)は7日、自然科学分野で優れた業績を挙げた女性科学者に贈る「猿橋賞」の本年度の受賞者に、地球上の氷床の変動メカニズムを研究する阿部彩子・東京大准教授(49)を選んだと発表した。

 氷床の体積変化は気候変動と大きく関連し、海面上昇などの原因となる。阿部さんは氷床の分布がどのように変わるかを計算するモデルを構築し改良を重ね、過去の氷床の分布変化をコンピューター上で高精度に再現することに成功した。

 阿部さんは東京都出身。スイスの大学で博士号を取得後、東大助手などを経て現職。