コアラ、豪東部で絶滅の危険 政府、生息数減で初指定 

オーストラリアの野生コアラ(コアラ基金提供・共同)

 【シドニー共同】オーストラリア政府は30日、都市化が進む同国東部で野生のコアラの生息数が減少している現状を踏まえ、東部の2州と首都キャンベラ周辺で絶滅危惧種に指定する方針を公表した。国の法律に基づく指定は初めて。国全体でも減少傾向にあるが、生息数が過剰な地域も一部にあり、国全体を対象とする指定は見送った。

 政府の推計によると、最大都市シドニーを擁する州など、国全体の生息数の半数近くを占める東部の2州では、2010年までの20年間で42%減少。直ちに絶滅する恐れはないとする一方、中期的に絶滅する危険性が高いと判断した。


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