がれき利用の防潮堤造成 岩手で試験、3千本植樹 

「森の防潮堤」の試験造成で、苗木を植える細野環境相(右)=30日午前、岩手県大槌町

 東日本大震災で発生したがれきの上に樹木を植える「森の防潮堤」を試験的に造成しようと、岩手県大槌町の町浄化センターの敷地内で30日、住民ら約450人が約3千本の苗木を植えた。全国初の試みで、細野豪志環境相も参加した。

 森の防潮堤は、横浜国立大の宮脇昭名誉教授が震災直後から提唱。がれきを活用し、景観保護の役割も果たせるとして注目を集めている。

 植樹は町の協力を得て、宮脇名誉教授と共に活動を続けているタイヤ大手の横浜ゴムが主催。コンクリート片や流木などのがれきの上に土盛りした長さ50メートル、高さ4メートルの山の斜面に、タブノキなど16種類の苗木を植樹した。


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