ひなの巣、カメラ設置中止 放鳥トキ、目視の観察継続 

迷彩柄のシートをかぶせて設置された、放鳥トキのひな3羽がいる巣を録画するビデオカメラ=新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は25日、新潟県佐渡市で国内の野生では36年ぶりに確認された放鳥トキのひな3羽がいる巣を録画していたビデオカメラの設置を見送った。同省職員2人が、約100メートルの場所から巣のある林を出入りする親鳥の様子の観察を続けた。カメラは録画した映像を確認するため、早朝に設置し夕方に回収している。

 同省によると、カメラの設置や撤去のために人間が巣に近づく回数が多いと、親鳥が警戒してひなを育てるのに悪影響が出る可能性があるためとしている。

 ただ、24日の映像では3羽のうち2羽しか写っておらず、残る1羽の成長状況を把握するために26日は22~24日と同様にカメラを設置する予定。


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