放鳥トキのひな、鳴き声も 環境省が映像で確認 

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放鳥されたトキから生まれ、巣の中に確認されたひな=22日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 新潟県佐渡市で国内の野生では36年ぶりに確認された放鳥トキのひなに、親鳥が餌を与えている様子や鳴き声が環境省の撮影したビデオカメラの映像に記録されていることが23日、分かった。ふ化後1週間程度とみられ、順調なら40日で巣立つ。

 同省によると、確認されたひなは映像から体長約20センチ、重さ約200グラム。22日に撮影されたもので、親鳥が吐き戻すような形で、くちばしを合わせてひなにドジョウのような餌を与える姿が写っていた。

 繁殖期のトキの雌は1日おきに4個程度の卵を産むことから、同省は「別の卵からさらにひなが生まれている可能性も」と期待する。