メキシコ湾周辺の魚に異常 原油流出事故から2年 

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メキシコ湾で捕られた体に病変のある魚(AP=共同)

 【ワシントン共同】2010年にメキシコ湾で起きた原油流出事故現場周辺の海域で、約3%の魚に汚染の影響とみられる異常が見つかっていることが米国の南フロリダ大の調査で分かった。AP通信が19日、報じた。

 事故は、20日で発生から2年を迎える。一時、油膜に覆われた海面はほぼ元の状態に戻ったが、生態系に与えた打撃は大きいようだ。

 同大チームは昨年7、8月に、フロリダ沖から現場近くの海域で捕れた魚約4千匹を調査。約3%に海洋汚染の影響とみられる傷や潰瘍、寄生虫の兆候が見つかった。泥の中に生息しているアマダイでは、約10%に病気の兆候があった。