大震災震源付近15日にも掘削 探査船、発生解明へ 

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地球探査船「ちきゅう」で、海底掘削用のパイプを組み立てる作業員ら=12日、宮城県沖(代表撮影)

 東日本大震災の発生メカニズムを解明するため、地球探査船「ちきゅう」は15日にも海底の掘削を始める。計画する海洋研究開発機構が13日までに、同船での準備作業を公開した。

 震源付近の宮城県牡鹿半島沖約220キロで、深さ約7千メートルの海底までドリルを下ろし、その下約千メートルを掘り進める計画。海底に掘った穴から柱状の地質試料を取り出すことを目指す。調査掘削としては、これまでにない深さという。

 試料を観察して岩石が圧縮・粉砕された様子を調べたり、震源付近の岩盤の温度を計測したりして、地震のエネルギーの大きさなどを明らかにしたい考え。