鎌倉の寺、日蓮ゆかりの桜守れ 組織培養で苗木 

「妙法桜」の下で、培養されたこの桜の苗木を受け取る安国論寺の玉川覚祥住職(右)=12日午後、神奈川県鎌倉市

 日蓮ゆかりと伝えられる神奈川県鎌倉市の安国論寺の「妙法桜」について、住友林業と同寺は12日、芽の先端部分の組織をクローン技術で培養して苗木に育てることに成功したと発表した。

 苗木は今年冬、同寺の境内と、東日本大震災の津波で流され、再建を目指している岩手県陸前高田市の日蓮宗の寺にも植える予定という。

 同寺と住友林業によると、妙法桜は約750年前に日蓮が地面に差したつえが根付いたという言い伝えがある。ウイルスの病気で枯れる危険性が高まり、寺が挿し木や接ぎ木を試みたがうまくいかなかった。


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