地殻変動、瞬時に推定 津波の避難に応用も 

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 巨大地震が起きた際の衛星利用測位システム(GPS)の観測点の変化を利用して、地殻変動の大きさを瞬時に推定するシステムを国土地理院と東北大が開発し、6日から試験運用を始めた。地震規模や発生する津波の大きさを予測するのが目的で、精度を高めて来年度の本格運用を目指す。

 地震波データだけを解析する従来の手法だと、発生直後に地震の規模が過小評価されることがあった。地理院は「将来は津波が及ぶ範囲に素早く正確な避難指示を出すことができるようにしたい」としている。

 全国1240カ所の観測点を利用。