100万年前、最初の火 南アの洞窟に痕跡 

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現代人の祖先が100万年前に火を利用した跡があった南アフリカの洞窟遺跡(カナダのトロント大提供)

 現代人の祖先が100万年前から火を使っていたことを示す痕跡を南アフリカの洞窟で発見したと、カナダのトロント大などのチームが2日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。これまで最初の火の利用と考えられていた時代より、30万年古いという。

 チームは「原人のホモ・エレクトスが生活の一部に火を利用し始めていたのだろう」とみている。

 チームは南ア北部にある洞窟の遺跡で、地層を詳細に調べて、100万年前の植物の灰や焼かれた骨片を発見。燃焼があったのは洞窟の内部で、灰などが、風や雨の流れによって運び込まれたのではないと判断した。