藤原宮跡で1トンの巨大な礎石 「建部門」に使用か 

藤原宮跡で見つかった巨大な礎石=2011年8月、奈良県橿原市(奈良文化財研究所提供)

 日本初の本格的都城とされる藤原京の中枢部、奈良県橿原市の藤原宮跡(694~710年)で、重さが1トン近くもある大きな礎石2個や、複数の柱穴が見つかり、奈良文化財研究所が28日、発表した。規模や配置から宮を囲む大垣(塀)に12カ所あった門の一つ「建部門」の可能性が高い。

 藤原宮の門の跡が見つかるのは6例目だが、柱穴などとともに礎石が確認されたのは初めてで、当時の姿を再現する手掛かりとなりそうだ。

 約1キロ四方を大垣で囲まれた藤原宮には、東西南北に3カ所ずつ門があったとされ、南側の中門がメーンの朱雀門。今回の門は東側の真ん中。


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