震災の正体、掘って解明 宮城県沖の深海底で 

宮城県沖で4月から海底を掘削調査する探査船「ちきゅう」=26日午後、静岡市の清水港

 海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)は26日、東日本大震災による海底の変化を調べるため、4月から宮城県沖の水深7千メートル付近でプレート(岩板)境界の掘削調査をすると発表、調査に使う探査船「ちきゅう」を報道陣に公開した。

 研究は京都大を中心とした国際チームで実施。岩石などの採取に加えて地中の温度も測り、プレートが大きく滑ることで生じた摩擦熱を推定する。海底掘削調査としては世界で最も深い千メートル程度まで掘る計画。日野亮太・東北大准教授は「超巨大地震の発生メカニズムそのものに迫る成果が得られると期待できる」としている。調査地点は宮城県の牡鹿半島沖合。


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