核テロ阻止で日米共同研究 核サミットで議論へ 

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京都大原子炉実験所=大阪府熊取町

 核テロへの転用が懸念される高濃縮ウランを使う京都大原子炉実験所の研究用小型原子炉「臨界集合体実験装置」をめぐり、同実験所と米エネルギー省傘下のアルゴンヌ国立研究所が、低濃縮ウランへの切り替えを目指す共同研究に近く乗り出すことが24日、分かった。同実験所の宇根崎博信教授が明らかにした。

 26日からソウルで開かれる第2回核安全保障サミットでは、核兵器製造に使える高濃縮ウランをテロ組織が研究機関などから入手する事態を阻止するため、高濃縮ウランの使用を極力避けることで各国首脳が合意する見通し。日米の共同研究は、低濃縮化の技術的課題の克服を図る。