住宅地液状化の再現実験 安価な対策工法探る 

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液状化を再現する実験で振動を加えた土槽。今回は液状化が起きなかった=23日午前、茨城県つくば市の国土技術政策総合研究所

 東日本大震災で広い範囲に被害をもたらした液状化現象について、効果的な対策の工法を調べようと、国土技術政策総合研究所(茨城県つくば市)が23日、大型の土槽を揺らして液状化を再現する実験を行った。

 液状化は、水分を多く含んだ軟弱な地盤が、地震の揺れで液体のように流動化する現象。同研究所によると、住宅が既に立ち並んだ市街地で、新たに液状化対策を実施した例はほとんどないのが現状という。

 実験は、地下の水圧や、液状化がどこで起きるかのデータを取り、コンピューターの解析と合わせて効果的で安価な対策工法を探るのが狙い。