脳内細胞に光当てると記憶復活 利根川氏がマウスで成功 

 【ワシントン共同】マウスが電気的なショックを受けたときの記憶を、脳内の細胞に光を当てることで人工的に思い出させることに米マサチューセッツ工科大の利根川進教授のグループが成功し、22日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 記憶のメカニズム解明に役立つ成果。記憶を外からの力でよみがえらせることができたのは初めてという。利根川教授は「記憶という心の現象が、脳内の物理的な変化に基づいていることを示した」としている。

 チームは、マウスが新しい環境について学習する脳神経細胞を特定。遺伝子組み換え技術を用いて、この細胞に光を当てると活発に働くような操作を加えた。


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