美浜原発1号、後継困難に 関電、地質調査の継続断念  

  • LINEで送る

関西電力美浜原発1号機(左)。右は2号機=2011年6月、福井県美浜町

 関西電力は22日、運転開始から41年を超えた美浜原発1号機(福井県美浜町)の後継機設置に向け実施していた地質調査の継続を断念する方針を固めた。東京電力福島第1原発事故を受け、政府は「脱原発依存」の方針を示し新設は「基本的に困難」(野田佳彦首相)としており、関電は「事実上、調査継続は不可能」と判断した。継続に必要な県知事による許可の更新手続きを見送る予定で、後継機設置は当面、極めて難しい状況となった。

 全国54基の商業原発のうち運転30年を超えたものは、福島第1原発を含めると20基。