ふげん廃炉計画、5年遅れに 使用済み燃料搬出できず 

日本原子力研究開発機構の新型転換炉原型炉ふげん=2011年6月、福井県敦賀市

 日本原子力研究開発機構は22日、解体作業中の新型転換炉原型炉ふげん(福井県敦賀市)の廃炉計画を5年間遅らせると発表した。使用済み燃料を搬出する茨城県東海村の再処理施設の稼働が遅れているため。

 変更後の計画では、2012年度の予定だった使用済み燃料の搬出終了を17年度まで延期。燃料貯蔵施設や原子炉本体の解体などを経た最終的な廃炉完了も33年度まで遅らせた。

 ふげんは03年に運転を終了。使用済み燃料を同機構の東海研究開発センター再処理施設に搬出する作業を進めていたが、施設は08年6月から耐震工事を開始。同年以降、ふげんからの搬出ができなくなっていた。


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