微小タンパクが巨大な渦構造に 集団行動予測にも期待 

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 微小なタンパク質がガラス表面上で動くうちに、自然と大きな渦構造になることを情報通信研究機構未来ICT研究所(神戸市)や愛知教育大、東京大、京都大のチームが突き止め、22日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 同じような構造の渦が多数でき、全体で見るとタンパク質のサイズの100万倍と巨大。この過程をコンピューターで再現することにも成功しており、局所的な動きから全体の秩序ができあがる集団行動の理解にも有用な成果。

 同研究所の大岩和弘所長は「材料分野で原料から大きな構造を作る新製法や、家畜や魚の群れの効率的な制御法の開発につながるかもしれない」としている。