2012年3月21日 20:35 | 無料公開
宮崎県は21日、地震対策を検討する防災会議を開き、日向灘地震が発生した際の津波の高さや震度などをシミュレーションした中間報告をまとめた。マグニチュード(M)9の想定では、県北部で最大約15メートルの津波が予測されるという。 会議で県に助言する委員を務める原田隆典宮崎大教授(地震工学)は終了後、記者団に「宮崎でM9の地震による津波は、東日本大震災で発生した津波より一回り低く、20メートルまではいかないというイメージが見えた」と感想を述べた。