二足歩行は食料独り占めのため 京大などチンパンジーを分析 

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二足歩行で貴重なナッツを持ち運ぶチンパンジー(京都大霊長類研究所提供)

 人類の祖先が4足から立ち上がって2足で歩くようになったのは、手に入りにくい食料を独り占めするため、手を使えるようにしてできるだけ多く持ち運ぼうとしたから―。

 こんな研究成果を京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)や英ケンブリッジ大などの国際チームがチンパンジーの行動分析からまとめ、21日発表した。人類がなぜ二足歩行になったのかを解明する手掛かりになるとしている。

 チームは「人類の初期の祖先が、気候変動などで、予測できない貴重な食料に遭遇することが多くなり、他の個体と争う際に二足歩行の方が得となり、常態化していったと考えられる」とした。