違反8件、東電を厳重注意 保安院、福島原発検査 

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 経済産業省原子力安全・保安院は19日、2月に事故後初めて実施した東京電力福島第1原発への保安検査の結果、汚染水貯蔵施設などで点検頻度を定める保全計画を作成していないなど、計8件の違反があったと発表。同日、東電を厳重注意し、4月19日までに原因と再発防止策を報告するよう求めた。

 保安院は違反内容について「原子炉の冷温停止状態の維持や設備の安全機能に影響はない」としている。

 保全計画が作成されていなかったのは、高レベルの放射性物質を含む汚染水の貯蔵施設と処理設備、免震重要棟の電気設備で、事故後に東電が作成した自社の保安規定に基づいて整備すべきだったと指摘。