シラスウナギ回遊、夏にずれ込む 不漁との関連や原因調査必要に 

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不漁が続くシラスウナギ。回遊などの生態が変化している可能性もある(愛知県水産試験場提供)

 海流に乗って太平洋沖から日本沿岸にやってくるニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の回遊のピークの時期が、従来の初冬から翌年の初夏に大きくずれ込んでいることが19日、東京大大気海洋研究所の青山潤・准教授の研究グループが2009~11年に神奈川県・相模川河口で行った調査で明らかになった。

 川を遡上する稚魚の数は5~6月が多く、年末から年初という従来のパターンから変化していた。

 シラスウナギは極度の不漁が続き減少が深刻。不漁との関連や回遊が遅れた理由は不明だが、ウナギ資源管理の観点からも今後詳しい調査が必要になりそうだ。