石巻工、甲子園を背に黙とう センバツ出場の選手ら 

地震発生時間に合わせ、甲子園球場の外で黙とうする石巻工業高の選手ら=11日午後2時46分、兵庫県西宮市

 春の選抜高校野球大会に21世紀枠で出場する石巻工業高(宮城県石巻市)の選手や監督ら34人が11日、東日本大震災の発生時間に合わせて甲子園球場の外で黙とうした。

 この日球場ではプロ野球のオープン戦が行われていたが、午後2時45分ごろ「黙とうをささげます」とのアナウンスが流れると声援や音楽もやみ、球場は静寂に包まれた。

 石巻工の選手らは球場を背にして被災地の方角を向き、静かに目を閉じて哀悼の意を表した。震災で伯母といとこを失った松本嘉次監督(44)は「黙とうの間、あの時の状況が走馬灯のように浮かんできた」と語った。


  • LINEで送る