最大87ミリSvの甲状腺被ばく 弘前大、福島の65人調査 

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記者会見する弘前大被ばく医療総合研究所の床次真司教授=9日午後、青森県弘前市

 弘前大被ばく医療総合研究所(青森県弘前市)の床次真司教授のグループが、福島県の65人を対象に、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性ヨウ素による住民被ばく状況を調査した結果、甲状腺に最大87ミリシーベルトの被ばくをした人がいることが、9日分かった。

 一方で、24人が10ミリシーベルト以下だったことも判明。地域によって放射性ヨウ素の濃度が異なるため、避難経路などによって被ばくした量に差が出ると考えられ、床次教授は「国が多くの住民を調査すれば詳細な被ばく状況が把握でき、手厚いケアにつながる」としている。