神経再生の仕組みを解明 線虫モデル、人間に応用も 

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 切断された神経の線(軸索)をタンパク質が再生させる仕組みを、名古屋大大学院の松本邦弘教授(分子遺伝学)らの研究グループが土の中にすむ線虫をモデルに解明し、4日付の米科学誌ネイチャーニューロサイエンス電子版に発表した。

 同様の仕組みが人間にもあるとみられ、研究グループは「さらに研究が進めば、神経を損傷し下半身不随などになった患者への治療に応用できる」としている。

 研究グループによると、神経は人間だと1ミリから1メートル以上の長さがある軸索と呼ばれる突起を通じ、電気信号を別の神経や筋肉などへ伝達するが、軸索が切断されると機能しなくなる。