新たに3仏像に金属製内臓 長崎の寺で「貴重な発見」 

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昨年、内部から金属製五臓が見つかった本尊の「釈迦如来坐像」(中央)。今回新たに両脇に立つ仏像に加え、白衣観音像(右奥)からも金属製五臓が見つかった=3日午前、長崎市の黄檗宗寺院、聖福寺

 本尊の「釈迦如来坐像」の内部から、内臓に見立てた金属製五臓が昨年見つかった長崎市の黄檗宗寺院、聖福寺で、同様の仏像が新たに3体見つかったことが3日、長崎歴史文化博物館(同市)への取材で分かった。金属製五臓の発見は、聖福寺を除けば国内外で4例しかなく、同じ寺で計4体が確認されたのは初めて。

 同博物館の深瀬公一郎主任研究員は「極めて貴重な発見。聖福寺は江戸時代に中国人がよりどころとしており、航海の安全を祈り、同じ中国人を弔う信仰心が表れている」と話している。

 深瀬氏によると、金属製五臓はエックス線撮影で本尊の両脇に立つ仏像に加え、白衣観音像から見つかった。