2010年8月1日(日)
2008年09月01日09時56分
44人が死亡したビル火災現場の跡地前で、犠牲者の数と同じ数のろうそくをともし追悼する遺族ら=31日午後11時29分、東京・新宿の歌舞伎町
44人が死亡した東京・新宿の歌舞伎町ビル火災から7年となる9月1日に合わせ、被害者の遺族らが31日深夜から現場のビル跡地前で、事件の風化を防ぎ、ビルの防火管理徹底を呼び掛けようとビラを配った。
遺族らは毎年この日に合わせ、現場でろうそくをともして被害者の冥福を祈ってきた。
ことしも約10人の遺族が花束や千羽鶴を供えた後、「あの悲劇をもう繰り返さないで」と書かれたたすきをかけ、通行人らにビラを配った。
長女(23)を亡くした栃木県の中村スイ子さん(60)は「娘に会いたい気持ちは変わらない。亡くなった人にはみんな夢があった。火災を忘れないでほしい」と話した。
火災では、非常階段が段ボール箱でふさがれるといった雑居ビルのずさんな防火管理が問題化。業務上過失致死傷罪などに問われたビル所有会社役員らは今年7月、有罪判決を受け確定した。
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