2010年8月1日(日)
2008年08月31日17時02分
早明浦ダムの水位が低下し、水没していた旧大川村役場(手前)も完全に姿を現した=31日午後、高知県大川村で共同通信社ヘリから
四国の水がめ早明浦ダム(高知県)の貯水率がゼロになり、四国地方整備局は31日午前10時、徳島、香川両県の生活向けに発電専用水の緊急放流を始めた。
1975年のダム運用開始以来、3年ぶり3度目。発電専用水は現在ダムの底に2600万トンあり、貯水率にカウントされない。農工業用には流れず、今後も少雨が続けば農作物や企業活動に影響が出そうだ。
整備局は当初、緊急放流を30日に予定していたが、断続的に雨が降り、貯水率が一時0・7%に回復したため、1日延期した。
2005年の渇水で計5日間緊急放流したのが過去最長。整備局は「貯水率が回復する見込みはなく、長引くのは必至」と心配している。
徳島用水に日量約16万8000トン、香川用水に約16万4000トンを放流、約78日分になる。
徳島、香川両県によると31日現在、断水を予定している自治体はないが、香川県では6市3町が減圧給水を実施中。
早明浦ダムの発電専用水の緊急放流は12日に電源開発と四国電力が了承した。
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