2021年1月3日 14:07 | 無料公開

7位でゴールした順大10区の原田宗広=東京・大手町
第97回東京箱根間往復大学駅伝最終日は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路5区間、109・6キロに21チームが参加して行われ、県内に拠点を置く順大は11時間4分3秒で7位に入り、上位10校に与えられる来年のシード権を2年ぶりに獲得した。駒大が10時間56分4秒で13年ぶり7度目の総合優勝を飾った。
順大は往路7位でスタート。山下りの6区で清水颯大主将が区間2位の好走で5位に押し上げた。最終10区は4年生の原田宗広が早大、帝京大と6位争いを繰り広げて7位でゴールした。
駒大は2位でたすきを受けた10区の3年生、石川拓慎=拓大紅陵高出=が残り約2キロで創価大を抜いて往路3位からの逆転優勝を果たした。石川は1時間9分12秒で区間賞。
4度目の出場で往路を初めて制した創価大は最高を更新する総合2位。東洋大は往路から順位を一つ落として3位となり、前回総合優勝の青学大は往路12位から挽回して4位に入った。
新型コロナウイルス感染対策のため沿道での応援は自粛が呼び掛けられた。
◆今後に良い兆し
順大・長門俊介監督の話 6区の清水はさすがキャプテンという走りだった。往路は箱根未経験の選手が頑張ったし、今後に良い兆しができた。
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