強風予想入念に対策 【習志野甲子園だより】

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強風対策でフライ捕球の練習をする習志野の兼子。奥は石神部長=兵庫県尼崎市
強風対策でフライ捕球の練習をする習志野の兼子。奥は石神部長=兵庫県尼崎市
沖縄尚学戦で勝ち越し二塁打を放った和田(右)に声を掛けた習志野の池田=9日、甲子園
沖縄尚学戦で勝ち越し二塁打を放った和田(右)に声を掛けた習志野の池田=9日、甲子園

 大型台風の接近に伴い、14日は強風の悪条件での試合が予想される。習志野は13日、甲子園に近い兵庫県尼崎市内で練習し、フライの捕球練習に時間を割いた。同日も時折強い風が吹いており、石神康太部長が方角を確認しながら打球を放ち対策した。

 1回戦は右翼から左翼へ吹く「浜風」を体感。中堅手の根本翔吾は「左打者の打球が想像以上にレフトへ流れ捕球が難しい」と話した。2回戦は一転し左翼から右翼へ強風が吹く可能性が高い。キャッチャーフライの練習を繰り返した兼子将太朗は「旗を見てしっかり確認したい」と訴えた。

 対戦する鶴岡東は強打を誇る。兼子は「全員が長打を打ってくるチームなので配球でも風は意識したい。(打球が右翼へ伸びやすい)左打者は特に注意し、最悪でも単打に抑えたい」と強調した。

◆献身光る頑張り屋 池田

 習志野の一塁ランナーコーチを務める3年生、池田光瑠(ひかる)は笑顔で仲間を鼓舞している。劇的勝利となった1回戦後は、後輩たちに声を掛け笑い合った。「県大会に続き2年生が活躍してくれた。仲の良い後輩なのでうれしかった」

 父の真樹さんは社会人野球のNTT東日本でプレー。野球一家で、2歳上の兄・来翔(らいと)さんは習志野OBだ。夏の県大会優勝後、甲子園に立てなかった兄から「本当にすごいね」と連絡があった。「もし試合に出たら兄に活躍している姿を見せたい」と燃える。

 来翔さんと同じくポジションは内野手。「2回戦は第2試合でグラウンド状況も違う。守備面で指示したいし、声でもサポートしたい」。周囲を明るく照らし続ける。