強さの裏に“高速準備” カバンはトートタイプ 【習志野甲子園だより】

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学年関係なく全員で素早くグラウンドを整備する習志野の選手=2日、甲子園
学年関係なく全員で素早くグラウンドを整備する習志野の選手=2日、甲子園
習志野が使うトートタイプのカバン
習志野が使うトートタイプのカバン

 道具の準備や片付け、グラウンド整備。習志野はとにかく練習前後の行動が素早い。一人一人が無駄なく走って動き回る。隙を見せない「負けない野球」が持ち味だが、準備にも隙がない。

 「時間は普段から相当意識している」と竹縄俊希主将。着替えや食事の時間も決まっており、常にスピーディーな行動が要求される。ノックの送球やランナーの塁間到達タイムは必ず計測。読み上げ全員で共有する。大阪入り後の練習中も、ストップウオッチを握る小林徹監督が走者の選手を呼び、「0・1秒遅いよ」と告げた。

 さらに個人用カバンは珍しいトートタイプ。小林監督は「早く荷物をまとめるには何がいいかと思い、妻が買い物で使っているのを見て変えました」。口が大きく開き収納力も高く、選手からも好評だ。

 竹縄によると「普段準備で焦っている分、試合では余裕が持てる」。試合序盤の集中力と落ち着きは抜群で、千葉県大会は5試合で一回に得点し主導権を握った。「甲子園は2時間ゲームが目標。すべては甲子園で勝つため」と続ける。

 “高速準備”は練習時間の効率化だけが目的ではない。大舞台でも自分たちのペースに持ち込む「練習」となっている。