飯塚完投、魂の133球 第101回全国高校野球 千葉大会 第10日

  • LINEで送る

習志野―成田 9回表成田2死二塁、習志野の飯塚が三振を奪い雄たけびをあげる=ZOZOマリン
習志野―成田 9回表成田2死二塁、習志野の飯塚が三振を奪い雄たけびをあげる=ZOZOマリン

 これがエースのプライドだ。習志野は飯塚脩人が今大会初の先発登板。「終盤は100パーセントだった」と、九回も「狙って」3人を三振で仕留め1点差を死守。5番に二塁打を許すが、最後は144キロの速球を低めへ。七つ目の三振を見逃しで奪い、大きな雄たけびをあげた。

 準優勝した春の甲子園も含め中継ぎ待機がメインだった。しかし、今回は前日に左腕の山内翔太が7回を投げており、先発理由は「彼が一番投球イニングが少ないから」と小林徹監督。中0日の連戦で奮迅した。

 常時140キロ台中盤の剛球に、変化球も外の際どいコースへ面白いように集まった。被弾こそしたが疲れは見せず、ギアを上げ133球を投げきった。監督の「こういう試合は1番が締めなくてはいけない」と言う期待に全力で応えた。

 八回には失策で落ち込む後輩をマウンドから声を掛け激励。3年生らしい気配りもあった。4連覇を狙う木更津総合との大一番へ「中継ぎでも先発でも役割を完璧に果たしたい」。頼もしさが一層増している。