守り崩れ姿消す 銚子商 第101回全国高校野球 千葉大会 第9日

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銚子商-市川 5-7で破れ涙をこらえる銚子商ナイン=ゼットエー
銚子商-市川 5-7で破れ涙をこらえる銚子商ナイン=ゼットエー

 2005年以来の甲子園を目指した銚子商。Aシードとして「古豪復活」を期待されていたが、5回戦で姿を消した。主将の那須翔斗は「後輩には必ず甲子園に行ってほしい」と、あふれる涙をぬぐった。

 「父の母校を甲子園に導く」と意気込んで同校へ進学した。猛練習に耐え、昨秋と春の県大会4強入り。「プレーに自信が付き、課題が分かった」と、着実に力を蓄えて夏に臨んだ。

 しかし、チームは9四死球を与え、5失策。守りから崩れた。「焦らず、プレッシャーをかけよう」「練習量では負けない。成果を出そう」とナインに声を掛け続けた。これまでも先行を許す厳しい試合を経験するなど、苦しみながら地力を発揮してきたが、最後は流れを引き寄せられなかった。

 むせび泣くナインを前に沢田洋一監督は「選手は良くやった」とねぎらい、「黒潮打線は堅守があってこそ攻撃力が生きる。1、2年生は3年生の姿をみてレベルアップしてもらえれば」と話した。