流経柏、堅守速攻貫けるか 前線からのプレス焦点 12日、決勝懸け瀬戸内戦 全国高校サッカー選手権

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瀬戸内戦に向けて練習を行う流通経大柏の選手たち。中央は本田監督=柏市
瀬戸内戦に向けて練習を行う流通経大柏の選手たち。中央は本田監督=柏市

 全国高校サッカー選手権の準決勝が12日に埼玉スタジアムで行われる。本県代表の流通経大柏は午後2時20分開始予定の第2試合で瀬戸内(広島)と対戦。初出場ながら4強に進み、勢いに乗る相手を磨き上げた堅守速攻で迎え撃つ。

 今までの3試合はいずれもロングボールを多用する相手だった。自陣からつなぐスタイルの瀬戸内にも前線からのプレスを発揮できるかが焦点となる。

 本田裕一郎監督は「相手はプレスを剝がしにくる」と話す。「前からの守備が機能しないことも想定し違う方法も試している」(左部開斗)と柔軟な対応が必要だ。MFの芹田悠真も「Jリーグの下部組織と対戦して、つなぐ相手にイメージはできている」と力強い。

 もう一つ勝敗を左右しそうなのがセカンドボールの回収率。5日の秋田商戦のように藤井海和と八木滉史の両ボランチが局面でボールを奪えると流経柏のペースで試合を進められる。

 失点を喫したのは徳島市立戦の1点のみ。高さのある関川郁万を筆頭に守備陣は安定している。1年生のGK松原颯汰がスーパーセーブを連発しているのも好材料だ。

 攻撃面ではボールを奪ってからの速攻を貫く。熊沢和希のロングスローなどセットプレーを得点につなげたい。指揮官は「下馬評では上かもしれないが、余裕はない」と気を引き締めた。