2018年11月16日 05:00 | 有料記事
空手の千葉県高校新人大会は8、9日に浦安市総合体育館で行われ、男子は拓大紅陵、女子は秀明大秀明八千代がそれぞれ全ての種目で頂点に立ち、総合優勝を果たした。
各種目の2位までが関東選抜大会(来年1月26、27日・埼玉県立武道館)に出場する。なお秀明大秀明八千代の嶋田きらら、清水音乃は今夏の全国総体で3位に入賞し、全国選抜大会の推薦選手となるため出場しない。
◆残り5秒で大逆転 拓大紅陵・村井
拓大紅陵の村井慶太郎は残り5秒でポイントを奪い鮮やかに逆転。男子61キロ級の頂点に立つと大きく拳を突き上げた。2年生は「紅陵の中心選手として勝たなくてはいけない。勝ち切れてよかった」と笑った。
昨年は1回戦で敗れ「攻めが単調だった」と悔いが残った。今回意識したのはコートを広く使うこと。パンチの応酬が続く激しい展開。リードを許しても焦らずに最後まで反撃の機会をうかがった。
ライバルには同校で共に汗を流す、市瀬慶斗と松崎大将の名前を挙げる。階級は違うが、関東大会県予選のシード2枠を争う ・・・
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