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中央学院、木総合白星発進 秋季千葉県高校野球大会第2日

 秋季千葉県高校野球大会第2日は23日、柏の葉球場など6会場で1回戦16試合を行い、今夏甲子園に出場した中央学院と木更津総合が順調な滑り出しを見せた。

 中央学院は二回に手塚の適時打で2点を先行するなど序盤から試合を優位に進めた。投げては先発、畔柳が7回1失点。西千葉大会の決勝で対戦した東京学館浦安を8―1の七回コールドで下した。

 木更津総合は二回に戸島の適時三塁打と捕逸で2点を先取。三回にも深野と戸島の適時打で2点を加え突き放した。公式戦初登板の小池が6回無失点の好投。篠木、川端とつなぎ完封した。

 国府台はタイブレークが適用された延長十三回1死二、三塁の場面で高垣が決勝の適時打を放ち、4―3で四街道を破った。八千代東は山崎が2失点完投。5―2で流通経大柏を撃破した。

 第3日は24日、同球場など6会場で2回戦16試合が行われる。

◆新エース難敵ねじ伏せる 中央学院・畔柳

 夏の西千葉大会決勝と同じ組み合わせが、早くも再現された1回戦。雪辱に燃える東京学館浦安をねじ伏せたのは、中央学院の新たな背番号1だった。

 畔柳舜が新チーム最初の公式戦で7回5安打1失点の好投。1人で投げ切った2年生は「点差があったので冷静に投げることができた」と汗を拭った。

 相手のスタメン4人は夏の対戦と同じだった。「向こうの気持ちに負けないようにした」。主力が残った東京学館浦安に対し、二回までに39球を投げた。「調子は良くなかった」。それでも182センチの長身を沈め、丁寧に低めを突くスライダーが生きた。

 七回にはコールド点差をつける適時打を放つなど投打に活躍した。引退した3年生がスタンドへ駆け付けた中、「良い姿を見せたかった」とうなずく。「調子が悪いなりによくやってくれた」と相馬幸樹監督。3季連続の甲子園へ、右腕は「全試合で投げたい」と奮闘を誓った。

◆小池が投手デビュー 木総合、夏甲子園では三塁手 

 木更津総合は夏の甲子園で三塁手だった小池柊稀が公式戦初登板。テンポ良く低めに集め6回を2安打無失点と好投した。中学の全国大会で延長参考18奪三振の最多記録を樹立した過去を持つ。「久しぶりでマウンドの楽しさを思い出した」と頬を緩めた。

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