2018年6月22日 05:00 | 有料記事
栃木・作新学院で数々の伝説を作り上げた江川卓。3年時の1973年夏、土砂降りの雨が降った甲子園の2回戦で“怪物”に勝ったのは、銚子商だった。「同じ舞台に立てたことが幸せ」。内野手としてチームの8強入りに貢献した岩井美樹は懐かしそうに笑う。大学屈指の名将が、45年前の決戦を振り返る。(敬称略)
僕が銚子商に進んだのは、(中学の)担任は大学に行くのだったら市銚子に行った方がいいと言っていたが、当時は中学の校長先生を含めて全員が銚子商ファン。銚子商の斉藤(一之)先生がこれはいいなと思って、声を掛けてくれた。 ・・・
【残り 2281文字、写真 1 枚】