2018年6月4日 05:00 | 有料記事
東京ディズニーランドも開園前の1982年。町から市となったばかりの浦安は歓喜に沸いた。創立7年目の東海大浦安が、甲子園初出場という悲願を達成したからだ。打倒公立を掲げてきた私立が台頭する時代の幕開けでもあった。一塁手の森下倫明は母校で監督に。そしてこの年に生まれ、後に入学してくる子どもたちと2000年に甲子園準優勝を達成する。18年周期でかなえた夢は、重なり合った「運命」によって導かれた。(敬称略)
先輩が甲子園へあと一歩届かない中、われわれの代に。「攻めの東海」といわれ、打て打てのチームだった先 ・・・
【残り 2261文字、写真 1 枚】