千葉県教職員異動2024 検索ページ

「お山」躍進銚子決戦 第56回(74年)千葉県大会準優勝 市銚子・石毛宏典 【千葉高校野球ドキュメント100】(10)

 プロ野球・西武の黄金期を支えた石毛宏典は、市銚子で甲子園に進むことができなかった。1974年。千葉県大会決勝で立ちはだかったのは銚子商。その夏に全国制覇を果たす相手だった。同じ市内の甲子園常連校に、わずか1キロ隣の丘に位置する新鋭校「お山」が挑んだ真っ向勝負。ベストナイン8回、オールスター14年連続出場を成し遂げる男が歩んだ、プロまでの道のりとは-。(敬称略)

 高校で野球なんかやりたくなかった。当時は先輩後輩の関係が厳しい縦社会。こんな野球はつまらん、と常に思っていた。大工になりたかったのでおやじに相談したら「高校ぐら ・・・

【残り 2362文字、写真 1 枚】



  • LINEで送る