千葉市は「東」大会 我孫子、八千代市など西へ 来夏の100回記念 高校野球千葉県大会 

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第100回全国高校野球選手権記念東千葉・西千葉大会の地区割り。丸数字は地区名
第100回全国高校野球選手権記念東千葉・西千葉大会の地区割り。丸数字は地区名

 千葉県高野連などは14日、2代表を選出する来夏の第100回全国選手権記念千葉大会について、東西に分けて「東千葉大会」と「西千葉大会」で実施すると発表した。

 1998年の80回、2008年の90回に続き東西開催となるが、前回まで西に入っていた第1地区(千葉市)が東に、東だった第5地区(我孫子市、八千代市、佐倉市、四街道市など)が西に移る。

 18年度の県高野連加盟予定校は172校。第1、6~8地区の「東千葉」には夏2連覇中の木更津総合や、拓大紅陵、東海大市原望洋、成田、銚子商、千葉経大付など88校が入った。

 「西千葉」は東葛飾、京葉地域など第2~5地区で構成される。来春の全国選抜大会出場が濃厚な中央学院や、習志野、市船橋、専大松戸、八千代松陰など84校となる。各代表校が甲子園大会に出場する。

◆適用は春予選から

 第100回全国高校野球選手権記念千葉大会で用いる東西の新たな区割りは、来年の春季県大会地区予選から適用されることが分かった。

 関係者によると、例年同様に春季県大会の成績で夏のシード権獲得校を決めるため。2018年の春季県大会は山組を「東千葉」と「西千葉」で左右に分け実施。決勝と3位決定戦以外、東西のチームが当たらないようにする。秋季県大会で8強入りしたチームは東西に4校ずつ分かれるため、春県大会は地区予選免除のシード校として出場する。

 また、千葉県開催となる来年の第70回春季関東地区大会には、春季県大会で準決勝に進んだ4校が代表校として出場する。

◆参加校数の差を是正 実績も重視、均等化図る

 第100回記念となる来夏の千葉大会も80、90回に続き東西での開催が確定した。注目は、地区割りが初めて変更となった事だ。学校統合などで差が広がっていた両地区の加盟校数を整えつつ、近年の成績を踏まえた「バランス」を重視した決断と言える。

 来年度予定される県高野連加盟校数は172。これを90回大会の区割りに当てはめると、東が79校、西が93校となる。生じる「14」の差を埋めるために、県内最多28校が所属する第1地区(千葉市)を東に。18校の第5地区(我孫子、八千代市など)を西に移すことで差を「4」に縮めた。

 80回(東84、西91)90回(東81、西94)と、都市部が連なる「西千葉」の校数が多かったが、今回初めて「東千葉」の校数が多くなる。また、80回東の八千代松陰、90回西の千葉経大付と、記念大会を制した2校は移転となった。

 県高野連は区割り理由に関し、「勢力の均等」も挙げている。秋季県大会の8強は2分割させ、東には優勝した拓大紅陵のほか、木更津総合、東海大市原望洋、千葉黎明。西には中央学院、習志野、流通経大柏、八千代松陰が入った。さらに「2007年以降の選手権(夏の甲子園)出場校」も東西4校ずつに分かれるように配慮した。

 90回では事前に市町合併などで「西千葉」に編入された沼南が、ノーシードから決勝へ進む旋風を起こしている。地区割りの変更が、100回でもドラマを生む伏線となるかもしれない。